2014年11月7日 （仮訳）子実体形成性菌類の新目ステレオプシス目 Sjökvist, E. et al., 2014. Stereopsidales-A New Order of Mushroom-Forming Fungi. PLOS ONE. Available at: http://dx.plos.org/10.1371/journal.pone.0095227.g005 [Accessed November 7, 2014]. 【R3-01259】2014/11/07投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 分子系統解析の結果に基づき新目ステレオプシス目、新科ステレオプシス科を提唱した。 新目にはStereopsis radicans、S. globosa（新組み合わせ）の2種が含まれ、Clavulicium macouniiが姉妹群になると見られた。 S. radicansは従来サルノコシカケ目に置かれてきたが、本菌群をサルノコシカケ目の系統に含める仮説は棄却され、別系統であることが示された。 （新組み合わせ） Stereopsis globosa (Hjortstam & Ryvarden) Sjkvist 旧名：Clavulicium globosum Hjortstam & Ryvarden 【よく似た種との区別】 Clavulicium macounii 子実体が平らに広がる 子実層面が平滑 顕微鏡的形質が類似している rpb2、EF1-α、LSU、SSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり担子胞子が多角形ではなく楕円形 rpb2、EF1-α、LSU、SSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される